"視具連"は、視聴覚教材教具の向上と普及を図り、日本の教育の振興と発展に寄与することを目的に活動しています。

視具連の活動紹介

1.教育の近代化展の開催

 学校・社会・産業教育の関係者をはじめ広く一般の人々に、教育の近代化の意義を伝え、今後の在り方について具体的に解説することを目的に、昭和40年(1965年)より毎年開催し、平成15年度で39回の歴史を刻みます。
 この「教育の近代化展」は、時代ごとに開催内容は異なるものの、視聴覚機器や教材教具の大展示を核として、研究大会、そして教育の今日的課題と展望を示すテーマ展示で構成され、近年においては、最新の機器による「ビデオプロジェクターの競写」なども行なっています。

2.関係教育機関・団体との連絡および提携

(1)関係団体の全国大会、その他研究会への協力
 (一財)日本視聴覚教育協会、日本学校視聴覚教育連盟、全国高等学校メディア教育研究協議会、全国視聴覚教育連盟の4団体が合同して開催する「視聴覚教育総合全国大会」に、後援名義、協賛、および「視聴覚機器展示会の援助」を行うとともに、「視聴覚機器ガイドブック」を無償提供し、広く参加者に配布する。
(2)関係団体連絡懇談会への参加
 当面する課題解決のため開催される関係団体との懇談会に、情報交換、連絡の機会として参加する。
(3)教育設備の整備に関する要望活動
 教育環境の更なる充実を目指し、関係団体と協力し、文部科学省ならびに総務省、および全国各地の教育委員会に対し、予算措置、予算執行等につき特段の配慮を要望する活動を行なう。

3.普及のための資料の作成と頒布

(1)「視聴覚機器ガイドブック」の刊行
 最新の視聴覚機器・教材等を選択購入する際に役立つ資料として、「教材機能別分類表」に準拠した分類掲載にて、毎年秋に刊行し、「視聴覚教育総合全国大会」をはじめとする、全国規模での研究大会等にて無償配布している。
(2)「先生のための新しい教育機器・教材導入ガイドブック」の刊行
 (財)日本視聴覚教育協会、(社)日本教育工学振興会、(社)日本教材備品協会と共同にて、教育委員会や学校の教職員から希望の多かった教育機器ならびに教育教材を中心に、機器の特徴、活用事例等を紹介した、「先生のための新しい教育機器・教材導入ガイドブック」を刊行している。

4.研究会の開催

 会員相互の研究・情報収集の場として、(財)日本視聴覚教育協会と連携し、各種施設の見学あるいは研究会、講演会を開催している。

5.必要とする委員会の設置

 視具連の各種事業遂行のため各種の委員会を設置している。
(1)「教育の近代化展運営委員会」
近代化展全体の企画・運営を行う。
(2)「視聴覚機器ガイドブック編集委員会」
「視聴覚機器ガイドブック」の刊行を行う。
(3)広報委員会
視具連としての広報活動を行う。
(4)教育ICT活用委員会
eスクール ステップアップ・キャンプの主催を中心に、教育におけるICT活用の普及促進を行う。