"視具連"は、視聴覚教材教具の向上と普及を図り、日本の教育の振興と発展に寄与することを目的に活動しています。

視具連の紹介

◆視具連とは

 日本視聴覚教具連合会(視具連)は、視聴覚教材教具の向上と普及を図り、以て我が国教育の振興と発展に寄与することを目的に、視聴覚教材教具の製造・販売に携わる企業を中心として、昭和30年(1955年)に設立されました。

 以来、約半世紀の永きにわたり、各種事業を通じ、我が国の学校教育・社会教育・企業教育等の分野に教育の近代化の基礎を作り、発展普及してまいりました。

 その主たる事業としましては、
 (1)「教育の近代化展」の開催
 (2)視聴覚教材教具の開発・研究に関する協力
 (3)関係教育機関・団体との連絡及び提携
 (4)普及のための資料の作成と配布
 (5)必要とする委員会の設置、研究集会の開催
 (6)その他、本会の目的達成のため必要な事業
 と、されております。

 今後ともますます多様化する教育環境に対応し、我が国の教育の振興と発展に寄与するべく、積極的に活動を展開してまいります。

◆視具連のあゆみ

○ 昭和30年(1955年):視聴覚教具展示協力会として発足
 学校を中心とした研究会に16ミリ映写機メーカーを中心に10数社のメーカーが常時展示を行い、更に開催の都度、主催担当者により、夫々のメーカーに個別に展示打合せがあり、その都度、不明確な点が多くメーカー間にて連絡を取り合う事が多く、必然的に常連ともいえる担当者が集まり「展示のための協力会」が発足した。

○ 昭和31年(1956年):「視聴覚教具のしおり」創刊
 以後、毎年発行し、全国規模の研究集会には無償提供することとなる。

○ 昭和34年(1959年):日本視聴覚教具連合会に名称変更

○ 昭和40年(1965年):第1回「教育の近代化展」を開催
 「視聴覚教育合同全国大会」の名称で第1回を東京都で開催。大会会場を上野・東京文化会館を主会場に11月24日~27日まで開催。合同大会を機に文部省後援のもとに「教育の近代化展」の第1回を都立産業会館で開催。テーマ展示「明日をひらく教育」を設置する。

○ 昭和46年(1971年):「視聴覚教具のしおり」を新たに「視聴覚機器ハンドブック」と改称し、刊行する。

○ 昭和50年(1975年):「教育の近代化展」を一新
 「教育の近代化展」の新構想を発表、従来の文部省後援の他に、新たに通産省の後援を得て、展示会と研究集会の同時開催となる。

○ 昭和51年(1976年):日映教主催「第6回海外視聴覚事情視察団」へ会員派遣

○ 平成元年(1989年):文教施設・設備の整備に関する陳情活動を展開
 「公共投資整備拡充策定」にあたり、関係13団体で、文教施設・設備の整備に関する陳情を国会議員、経済企画庁、文部省等へ行なった。

○ 平成3年(1991年):「INFOCOM」(アメリカ・ワシントンで開催)に視察団を派遣

○ 平成6年(1994年):小・中学校の教育設備の整備についての調査を実施
 市区町村教育委員会を対象に、小・中学校の教育設備の整備についての調査を、(社)日本教育工学振興会と共同で計画、実施する。

○ 平成7年(1995年):「公立小学校・中学校の教育設備の整備に関する実態調査」の調査報告書作成
 前述の調査に関し、817の教育委員会より回答を得て調査報告書にまとめる。

○ 平成8年(1996年):視具連「創立40周年」記念祝賀会開催

○ 平成9年(1997年):「視聴覚教具ハンドブック」を新たに「視聴覚機器ガイドブック」と改称し、刊行する。
 教材費確保を目的とし、新たに「標準教材品目」に該当する機器を分類し、名称も新たに刊行する。

○ 平成13年(2001年):「標準教材品目」改定のための、各種教材についてのリストアップを行なう
 文部科学省の依頼を受け、(財)日本視聴覚教育協会、(社)日本教材備品協会、(社)日本教育工学振興会と共同にて、「標準教材品目」改訂のための、各種教材についてのリストアップを行なう。

○ 平成13年(2001年):「教材機能別分類表の整備台帳」

○ 平成13年(2001年):「先生のための新しい教育機器導入ガイドブック」の刊行
 (財)日本視聴覚教育協会、(社)日本教育工学振興会と共同にて、教育委員会や学校の教職員から希望の多かった教育機器を中心に、機器の特徴等を紹介した、「先生のための新しい教育機器導入ガイドブック」の刊行する。

○ 平成14年(2002年):「教材機能別分類表の整備台帳」の発行

○ 平成15年(2003年):「先生のための新しい教育機器・教材導入ガイドブック」の刊行
 (財)日本視聴覚教育協会、(社)日本教材備品協会、(社)日本教育工学振興会と共同にて、従来の「先生のための新しい教育機器導入ガイドブック」に新たに教材を加えるとともに、数多くの実践事例を掲載したものを刊行する。 

○ 平成16年(2004年):「先生のための新しい教育機器・教材導入ガイドブック」の改訂・刊行

○ 平成17年(2005年):創立50周年記念式典を開催

○ 平成21年(2009年):「2009教育コミュニケーションズ IN JAPAN-第45回 教育の近代化展-」地方開催
 愛知県・岡崎市民会館にて開催(視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会(合同大会)の中で併催)。

○ 平成22年(2010年):「教育ICT活用促進協議会」設立
 教育ICT活用普及促進を目的に「教育ICT活用促進協議会」を設立、文部科学省の共催にて普及事業を展開。

○ 平成23年(2011年):「2011教育コミュニケーションズ IN JAPAN-第47回 教育の近代化展-」地方開催
 宮城県・仙台市青年文化センターにて開催(視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会(合同大会)の中で併催)。

○ 平成25年(2013年):「2013教育コミュニケーションズ IN JAPAN-第49回 教育の近代化展-」地方開催
 北海道旭川市・大雪クリスタルホールにて開催(視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会(合同大会)の中で併催)。

○ 平成25年(2013年):教育ICT活用普及促進事業「eスクール ステップアップ・キャンプ 2013」を文部科学省共催にて展開
 東日本大会として、新潟県・朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターにて開催。西日本大会として、兵庫県・西宮市立用海小学校および西宮市アミティホールにて開催。

○ 平成26年(2014年):教育ICT活用普及促進事業「eスクール ステップアップ・キャンプ 2014」を文部科学省共催にて展開
 東日本大会として、神奈川県横浜市・日石横浜ビルにて開催。西日本大会として、大阪府・梅田スカイビルにて開催。

○ 平成27年(2015年):教育ICT活用普及促進事業「eスクール ステップアップ・キャンプ 2015」を文部科学省共催にて展開
 東日本大会として、愛知県・愛知教育大学・教育未来館にて開催。西日本大会として、奈良県・奈良県文化会館にて開催。